洗剤には、さまざまな種類がありますが、その中には絶対に混ぜてはいけない物があります。具体的には、塩素系漂白剤に、トイレ清掃などで使用する酸性洗剤を混ぜると、有毒な塩素ガスが発生し、非常に危険なため、使用方法には十分注意が必要です。
また、洗剤は金属とも反応することがあります。飲料用のアルミ缶に洗剤を入れて持ち運んだため、反応が進み、電車内で破裂して飛び散った事故があったように、不適切な洗剤の使用・保管は金属を傷めるだけでなく、思わぬ事故につながることがあるため、注意が必要です。
不用意に洗剤を混ぜ合わせると、十分な効果が得られなかったり、それぞれの化学的成分が作用して、有毒ガスが発生するなどの思わぬ結果を招く恐れがあります。